目の前にあるのは、脆いガラスの壁。恐れることは何もない。

こんなにも近くにあるのに
なぜだか触れられない 

こんなにもはっきりと見えているのに
なぜだか自分の姿が映らない 

こんなにもはっきりと聴こえるのに 
どうしても自分の聲は届かない 

君と 君の夢との間にある
この薄っぺらいガラスの壁のせい

向こう側は見えるけど
決して向こう側に行くことはできない

それって
君が夢を目指すことは間違いだってこと?
憧れた夢に 出逢うべきじゃなかったってこと?

ここで諦めるのは簡単だ
いっそ後ろを向いて 何もかも忘れてしまえばいい

…それでいいのか?

目の前にあるのは
薄っぺらいガラスの壁

追うべきものは目に見えている

だったら
あとはそいつを掴むだけ

そんな脆い壁なんて
君の力で壊しちゃいなよ

何も武装していない君は
少々の傷を負うかもしれない

だけど

痛みを恐れていては
きっと前には進めない

何度でも 何度でも
足掻いて 立ち向かわなきゃ 

激痛が体を走り
辛さで泣きたくなったときは

そっと 静かに
涙を拭いてやるよ

孤独を感じ
寂しさで胸が締め付けられそうになったときは

そっと 優しく
背中を撫でてやるよ

だから
何があっても 負けるなよ

夢を諦めようとする自分に
未来を 希望を投げ出そうとする自分に

決して負けるな

前に 前に
進め

いつか夢見たあの日の自分に
最高の笑顔を向けられるように

いつか支えてくれた人に
最高の言葉で感謝を伝えられるように